鍛錬の流儀

「鍛錬の流儀」

 山本 圭一 柏書房

 

この本で著者がいちばん言いたいことは,次のことだと思いました。

 

鍛錬は,自分の成長だけではない。人の役に立つことこそが大切。

 

この本には,鍛錬の流儀が71書かれています。

そのなかで印象に残った流儀は,「日常生活の『質』を上げよ」です。毎日を丁寧に,懸命に生きるからこそ鍛錬の意味が増すということです。日常生活すべてが鍛錬だと考えれば,今耐えて頑張っていることも意味があるのだと思いました。

「鍛錬をひけらかすな」これも身につまされました。

つい頑張っていることをアピールしたくなります。そうではなく,強さや優しさは誇示しなくても,自然と溢れ出るものだということです。それらを日々の行動で示せるようになりたいと思います。