水やりはいつも深夜だけど

水やりはいつも深夜だけど

窪美澄 角川文庫


短編集。6つのお話が収められています。

どれも少し切ないですが,それぞれの主人公は,前向きに生きようとしている様子が見られます。

まわりからみて,恵まれているようでも本人は様々は思いを抱えて生きているのだなと思います。

生きることはままならないけど,もがきながらでも生き続けることでしか答えは出ないのだと思いました。